【京都ひとり旅】コンパクトに古都を満喫! 八坂塔周辺を気ままに散策

2022年11月、京都・奈良、一泊二日弾丸ひとり旅を敢行しました。

今回は1日目〜2日目朝の京都観光の模様をお届けです。

八坂塔の周辺を散策

手書きMAP

今回周ったところをざっくりマップにしてみました。

①知恩寺・秋の古本まつりの模様は前回記事に詳しくまとめたので今回は割愛。②から順に、駆け足で見ていきましょう!

②安井金比羅宮

6年ほど前にはじめてお参りして以降、お気に入りの神社。縁切りで有名ですが、禍々しいとかそんなことは全然ない、気持ちのいい場所。香川の本家・金刀比羅宮も好き。

③霊源院

古本まつり後に建仁寺にでも行こうかしらと細道を歩いていた時に発見。なんだかとっても気になってしまって予定を変更。京都はこういうことがよく起きるから楽しい。

若手作家の手による枯山水が素晴らしくよかった! 床にペタンと腰かけて、閉園時間ギリギリまで、ぼーっとお庭を眺めて過ごした。

④六道珍皇寺

こちらも古本まつりと並んで、前々から行ってみたかった場所!

目当ては、写真奥に見える『小野篁冥土通いの井戸』。こちらが森見登美彦『有頂天家族』に登場するのです。

小説の中の狸たちなら、容易に塀を越えたりするんだろうなぁ。

朝の静けさの中、戸板の隙間にそっと顔を寄せながら妄想を膨らませた。

⑤ RAK KIYOMIZU(宿)

今回の旅は一泊二日。東山近辺へのアクセスの良さを考えて、六道珍皇寺そばの、RAK KIYOMIZU に宿泊。

アパートをリノベーションしたホステル。トイレやシャワールームは共用(洗面台は各部屋にあり)。

ふかふかのダブルベッド、オリジナルアロマが焚かれた空間は居心地が最高によかった! 歩いてすぐのところにスーパーがあるのもポイント高い。

⑥旭湯

夜は宿近くの銭湯へ。観光地化されていない、近所の方の生活の場所という飾らない雰囲気がかえってよかった。旅先で味わうよそ者感は、遠くに来たなぁと思えて楽しい。

⑦八坂塔(法観寺)周辺

2日目の朝は六道珍皇寺の後、八坂塔近辺を気ままに散策。

清水坂を登った後、産寧坂をくだり、二寧坂を横目に法観寺を目指して歩く。

The 京都な景色の連続に、否応なくテンションが上がる。朝で人気がないのもよかった。夜に来たらまた違った雰囲気なんだろうなぁ。

まとめ 京都をコンパクトに満喫するなら八坂塔周辺がおすすめ!

以上、前回の古本まつりと合わせて、秋の京都・東山を巡った思い出でありました。

京都には過去にも何度か訪れたことがある。河原町近辺や祇園界隈を歩いたり、鞍馬山や貴船神社まで足を伸ばしたり、色々な場所を転々とするのももちろん楽しい。

けれどよりコンパクトに、体力を節約しながらふらふら気ままな散策を楽しみやすいのは、八坂塔周辺かなーと個人的には思います。

京都駅からのアクセスもいいですし、八坂塔や産寧坂のような京都らしい風景が楽しめるので、京都初心者の方にもおすすめです。

予定外の出会いにあわせて柔軟に旅程を変更していく旅はやっぱり楽しいなぁ。東山界隈、まだまだ深掘りしていきたいです。

本日お隣本

  • 森見登美彦『有頂天家族』
     京都生まれの狸たちが、時に人間に化け、時に狸同士で争うさまにクスッとなること間違いなしな、愉快な毛玉譚。
     六道珍皇寺の井戸には、登場狸のひとりである矢二郎(蛙に化けたきり、狸姿に戻れなくなっている)が住んでいます。井戸には夜な夜な近隣の狸たちが人生相談に訪れる、という設定もいい。
  • 江口夏実『鬼灯の冷徹』
     地獄が舞台のコメディ漫画。エリート獄卒・鬼灯を筆頭に、キャラの濃ゆーい登場人物たちが次々登場する。その中には六道珍皇寺の井戸にまつわる小野篁の姿も。
     アニメ一期OP『地獄の沙汰も君次第』は聞くと元気でるのでおすすめです。ここは地獄! 地獄! 楽しい地獄! 地獄、じご、じご、じごくだよ〜!!
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