覚王山の「揚輝荘」へ行ってきました!〈北園編〉
十分に聴松閣を堪能したのち、今度は北園へやってきました。
茶室や廊橋などがある池泉回遊式庭園が無料で楽しめます。
「揚輝荘・北園」は、急いで歩けば5分もかからず一周できるほどこじんまりとしています。「庭園」よりも「お庭」と呼ぶほうが似合うかも。
![覚王山の揚輝荘(北園)、南側からの景色](https://i0.wp.com/risutori.com/wp-content/uploads/2023/03/C480E15A-4383-47FE-82B7-E61A56970CFC-1024x768.jpeg?resize=960%2C720)
写真中央に見えているのは、日泰寺の五重塔。
日泰寺が覚王山にできたのは揚輝荘よりも後。この景色は偶然の産物なのだとか。
まずは北園の中で一番大きな建物「伴華楼」へ向かいました。
![覚王山の揚輝荘(北園)に建つ伴華楼の外廊下](https://i0.wp.com/risutori.com/wp-content/uploads/2023/03/FDE861F8-A281-42D3-A68A-4F791A6B20B3.jpeg?resize=960%2C720)
中には入れませんが、こちらも聴松閣と同様に、扉の装飾やカラフルな石が組まれた壁面など、細かなところまで凝っています。
![覚王山の揚輝荘(北園)に建つ伴華楼のガラス窓](https://i0.wp.com/risutori.com/wp-content/uploads/2023/03/07D5B7CC-41B5-4F49-B0C5-9E957BD6A4A5.jpeg?resize=960%2C720)
敷地内には「豊彦稲荷社」という、お稲荷さんもあります。
![覚王山の揚輝荘(北園)内にある豊彦稲荷の鳥居](https://i0.wp.com/risutori.com/wp-content/uploads/2023/03/BCAEA185-FD0C-4B80-AB43-AA28842D9D57.jpeg?resize=960%2C720)
こちらの狛狐さんが非常によかった!
![覚王山の揚輝荘(北園)内にある豊彦稲荷の狛狐](https://i0.wp.com/risutori.com/wp-content/uploads/2023/03/B97199B4-D228-4B13-959A-E3C333661A6D-1024x768.jpeg?resize=960%2C720)
![覚王山の揚輝荘(北園)内にある豊彦稲荷の狛狐の足元](https://i0.wp.com/risutori.com/wp-content/uploads/2023/03/D4FB4793-154B-48A3-B0B1-5B0288ABEBAC.jpeg?resize=960%2C720)
表情から爪の覗く足先まで、生き生きとしています。
豊彦神社にお参りしたら、鳥居をくぐって、池の方へ歩いていきます。
![覚王山の揚輝荘(北園)中央の池](https://i0.wp.com/risutori.com/wp-content/uploads/2023/03/24B3DE2F-5891-44BB-91FA-C84D74798425.jpeg?resize=960%2C720)
「白雲橋」の宝珠も他では見たことないデザイン。
手触りを求めて、波打つ木肌に思わず手を伸ばしたくなりました。がまんがまん。
![覚王山の揚輝荘(北園)内にある白雲橋の宝珠](https://i0.wp.com/risutori.com/wp-content/uploads/2023/03/B251AACE-101D-4BCF-8F4F-54BBDE80BA38.jpeg?resize=960%2C720)
池沿いを左回りに進みます。
順路の最後は池のほとりに据えられた小さな茶室。松坂屋初代社長宅から移築された、由緒ある建物「三賞亭」。
![覚王山の揚輝荘(北園)内にある白雲橋と三賞亭](https://i0.wp.com/risutori.com/wp-content/uploads/2023/03/5E5A5F33-B35A-4C1A-B67F-A30A2A3943A7.jpeg?resize=960%2C720)
聴松閣の地下に伸びるトンネルは、この茶室にも通じているらしいです。好奇心丸出しで、茶室の外から内部を覗き込んで見たけれど、出入り口らしきものは見当たりませんでした……。
ちょっとばかしがっかりしながら、陽の当たる畳をしばし眺めます。
ここで時折水面を覗きこんだりしながらお茶してみたいなぁ。
![覚王山の揚輝荘(北園)の池にかかる橋](https://i0.wp.com/risutori.com/wp-content/uploads/2023/03/6EBB3059-B508-4BF6-81B2-2734C080D582.jpeg?resize=960%2C720)
滞在時間は、約1時間でした。たった300円でこれほど楽しめていいんでしょうか?
曜日によっては、庭園の解説も行われているようです。緑がもっと深くなってから、あるいは紅葉の時期に来ても、また違った風景を楽しめそうです。
ああー、それにしても地下トンネル! 一般公開されることを切に願います。
コメントを残す